古いお家のキッチンで、壁とシンクの間に隙間があって、お箸や水が入り込んでしまうことってよくありますよね。
そこで大活躍するのがアルミテープです。
このアルミテープはアルミ箔に粘着がついたダクトテープみたいなもので、水に強くちょっとした物の補修や固定、目張りに適しています。
そんなテープの使い道の一部をご紹介します

作業中はテープの端で手指を切る恐れがあるので手袋をしましょう。
壁とシンクの隙間を塞ぐ


シンクと壁の間に5mmぐらいの隙間があり、水がかかったり菜箸などを落としてしまうので、アルミテープを使って塞いでみました。
まずは塞ぎたい部分の長さをメジャーで測るか、商品を当てがって必要な長さを切り取ります。
テープを引き出しても保護テープが付いているので、壁に当てがってもいきなり引っ付いたりしませんのでご安心を。
厚手のアルミ箔なので貼る位置に当てがい、ある程度形を整えてから端の保護シートを少しだけ剥がし接着します。
あとは保護シートをゆっくり剥がしながら乾いたタオルなどで擦りながら端から接着して行きます。
全体を張り終えたら、溝やシートが浮いているところをタオルで擦って密着させます。
注意するところは、隙間の部分を強く押し込むと破れてしまいます。
お風呂の蓋を補修
10年近く使っていたお風呂の蓋が、とうとう割れてちぎれてしまいました。
でも、このお風呂の形状にあった蓋がもう生産停止になっていて、取り替えられないことからアルミテープで補修することにしました。




表と裏にアルミテープを貼ります。
この時注意するのが以下の図のように貼りましょう。アルミテープは水には強いですが曲げには弱いです。
曲がってしまう貼り方だと1ヶ月ぐらいしか持ちませんが、曲がらない貼り方ですと1年は持ちます。


風呂の蓋の補修後はテープ部分を触らないように取り扱いには十分に気をつけてください。
使ったのはこの商品




ニトムズの厚手アルミテープです。
結構厚手で丈夫そうですが、よく曲げ伸ばしするような可動部に貼るのは割れてしまうのでお勧めしません。
また、貼った端がめくれていると手を切ったりするので手肌の当たらない箇所に使うのが望ましいでしょう。
貼る部分はよく綺麗にして乾燥させ、必要なら脱脂処理(脂っ気を取り除く)をしましょう。


煙突など高温に晒されるところには耐熱用のダクトテープをお求めください。
アルミテープの切れ端は鋭くなっているので触って怪我をすることがあります。お子様の玩具、手すり、持ち手、椅子など肌が直接触れるような場所の補修には使用しないでください。