おかげさまで創業10日
書類交付申請クエスト発生!
法務局に申請を出してから10日ほど、国税庁 法人番号公表サイトに私の会社が登録されているのを確認できたので、法務局へ登記事項証明書、印鑑カード発行申請、印鑑証明書を取りに行きます。これも全てFreee会社設立のスケジュール通り動いています。
登記事項証明書は1通600円、印鑑証明書は1通450円かかります。
※オンライン申請・郵送であれば登記事項証明書は500円、印鑑証明書は410円。さらにオンライン申請・窓口受取りであれば登記事項証明書は480円、印鑑証明書は390円になりお得です。令和4年9月4日確認
ここで言う手数料は現金ではなく収入印紙で納めます。収入印紙は見た目が郵便切手のようですが、表示の金額は20,000円や100,000円といった高額のものもあります。収入印紙は現地で買えますが、書類が複数ある場合は金額を分けて購入します。
例えば600円分と450円分をくださいと注文すると600円分と450円分に分けて貼れるようにしてくれます。合計の1,050円分で注文してしまうと1,000円の印紙と50円の印紙になり分けて貼れなくなりますので注意してください。
また申請書を提出する前に所定の金額の収入印紙を台紙に貼ってから提出しないと「印紙を貼ってから提出するように」と戻されます。
この後市役所、税務署、県税事務所、年金事務所へ行く予定です。労働保険は労災保険のみ検討します。事業主は雇用保険に入れないので今は考えないようにします。

オンライン申請にはブラウザ版のオンライン申請がありますが、申請・請求可能な手続きに制限があります。アプリはWindowsのみ対応なので、できればWindowsマシンを持っている方が何かと便利です。
大変だったのはこの後
Freeeでは今まで自動入力された書類をプリントして指定する提出先に出すだけで楽に済ませることができましたが、その後市役所、税務署、県税事務所、年金事務所へ提出する手続きはそれぞれ地域に沿った様式があるので手書きが多くなります。
必要な書類はfreee会社設立で指示されますので、各所のホームページから書類をダウンロードして記入します。
どれも必ず申告しなくてはいけないものばかりですので最後の一踏ん張りです。
※法務局で発行してもらった履歴事項全部証明は年金事務所で原本を提出するので、他の申請で使うためにコピーを取っておきましょう。
大きな壁、それは銀行の法人口座新規開設!
一番大変なのは法人の銀行口座を開設する超難関クエストです。なぜかと言いますと法人口座を開設するにあたり必要な書類として「実際の取引を証明できるもの」があります。まだスタートアップしたばかりで実績もなく取引を証明できるものなんてありません。
ホームページでも可能ですが開設して3ヶ月以上運用した実績がないと無効とされます。中には事業を運営するに必要な資格などで証明できるようですが、会社立ち上げてから資格取得しようとする方は要注意です。また住所がレンタルオフィスなどを使われている方は審査が厳しくなったりします。
個人口座でも可能といえば可能らしいのですが、その分税務署さんからツッコミが入る可能性が高くなります。なので個人口座(資本金を振り込んだ個人口座)でしばらく運用し実績を作ってから申し込んだ方がスムーズに行くかもしれません。
じゅうえんはとりあえず個人口座でしばらく運用してから銀行は後回しにします。
法人口座開設の追記


その後、信用金庫にて法人口座を開設することができました。金も人脈も知識も一切ない自分がfreeeを使って会社を作ってみた話【届出編】で解説しています。
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