プロフィール

10えん

50代でセミリタイア
に踏み切った
心地よい貧乏暮らしの
おっさんブログです

みなさま初めまして。私は54歳で独立し、現在は賃貸オーナー兼フォトクリエイター兼ファイナンシャルプランナーをしているおじさんです。

妻の実家で妻と義理両親、そして可愛いシーズー犬のマイロ君と一緒に慎ましく暮らしています。

独立のきっかけは突然の病気の発症でしたが、自分の寿命を考えるにあたり、憧れだった独立を果たすこと、そして自由気ままな生活を手に入れる為に決意しました。

ただ、十分な資産も無く独立したので出費を抑えるために様々な工夫をしています。

特に趣味のDIYを通じて自分でできる限りの修理作業は全て自分で行っています。

このブログでは、賃貸オーナーの経営とオーナーの視点、DTPやガジェット、フォトクリエイターとしての知識と経験、DIYによる修理など節約のアイデア、ファイナンシャルプランナーからのアドバイスなどを提供するブログです。

以下は、独立から現在にわたる経緯を詳しくお話しします。

少し長くなると思いますが、もしご興味がございましたらしばしお付き合いいただければ幸いです。

50代で発症したこれから付き合っていかなきゃならない“持病”

ある日のこと、右手右足が麻痺して呂律が回らなくなる発作が起きました。

脳梗塞の一種である一過性脳虚血発作。おまけに、それをきっかけにテンカンまで発症してしまったのです。※テンカンは遺伝によらず誰もが起こりうる可能性のある疾病です。体の一部の麻痺だけで済む場合や失神、激しい痙攣まで症状は様々です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、テンカンを発症してしまうと2年間は車の運転ができません。

道路交通法が改正され運転免許の更新時に健康状態について申告することが義務化されています。
もし脳卒中(脳梗塞、くも膜下出血、一過性脳虚血発作等又は脳動脈瘤破裂、脳腫瘍等)を発症したら、警察署の交通課に相談しましょう。

そして折しも2020年はコロナ禍の最中です。たとえ緊急事態宣言中であっても通勤電車は3密になってしまいます。それを毎日ビクビクしながら続けるわけです。

自分だけ感染ならともかく、自宅には老齢の義理両親がいます。家にウィルスを持ち帰ってしまう訳にはいきません。

そうして色々なことが重なっているうちに睡眠障害と言いますか、夜中に目が覚めてから寝られなくなり、1日の睡眠時間が4時間という日が度々起きました。

そうなると勤務中に度々睡魔に襲われる事になってしまいました。

勤務中も、そして通勤時も激しい睡魔に襲われるので、タイムカードを押してから軽く仮眠して帰ることもしばしばありました。

この症状は退職した現在でも相変わらず続いています。ただ独立した今では出社することもなくなったので、好きな時間に仕事をして、眠くなれば寝るということで問題にならなくなりました。

こんなことがあって以来「死」というのを普段から考えるようになりました。死という現実は自分のすぐ隣に居る身近な事象だった事に今更ながら気がついたのです。

こうしちゃいられない。生きているうちに好きなことをしよう。会社に拘束されることで得られる安定より、自分が選んだ仕事や趣味を選択して自由に生きようと考えるに至りました。

そしてセミリタイア(サイドFIRE)を決意する

まず皆さんにとって早期リタイアしたい理由は何でしょうか。

たぶん多くの方は「仕事は辛い!仕事のことなんて忘れたい、もう働きたくない」つまり仕事という苦痛から解放されたいというのが大きな理由でしょう。

しかし、早期リタイアを実現するためには最低でも8,000万以上の金融資産とその運用益、または事業を手がけるなどスキルやノウハウを駆使して安定した不労所得などが必要です。

しかし、私の今の状況ではそんな資産なんてありませんので実現不可能です。

そうなると稼ぐためにはどうしても仕事をしなくてはいけません。

しかし私は考えました。人に頼られる仕事なら人生の終わりが来るまでその仕事をしていたいと。

そして私は幸運にもサラリーマン時代に副業を通じて収入を得る機会をいただきました。

それと同時に老後問題もこの仕事を続けられるなら問題解消ではないかと思いました。

これからも稼ぎつつミニマルな生活を送るならまさに私の理想の早期リタイア、つまりセミリタイア(サイドFIRE)なら可能ではないか、という考えに行き着きました。

FIREとセミリタイア(サイドFIRE)
FIREとは資産形成などで経済的自立を達成して早期リタイアすること。実現するにはそれなりの資産が必要でハードルは高い。一方、自分の裁量で働きながら早期リタイアをするセミリタイア(サイドFIRE)はハードルも低く、近年注目されているライフスタイルです。

それから少しでも収益に繋がれば良いかなと、このブログを始めました。

これから大きくなるように作物のごとくゆっくり時間をかけて育てていくつもりです。目が見え、手が動き、PCが使える限り老いてもやっていく決意はあります。

行動するまでの葛藤とご縁

先ほど述べた「終(つい)の仕事」は見つかりました。

でも脱サラして個人事業主でやっていけるのだろうかと思いました。国民健康保険では私と妻の保険料を支払うにはキツすぎます。しかも老齢基礎年金だけでは老後はやっていけないと思いました。

そうして悩んでいる時にYouTubeで両学長、そしてリベ大に出会いました。

お金に関する5つの力を学べる両学長の動画です。

それまでわだかまりであった「社会保険料」の悩みがこれで一気に解決する見通しが立ったのです。

早速行動に移しました。年齢なんて関係ありません。両学長はいつもおっしゃいます「今日が人生で一番若い日です」と。

そして退職した今、とてもワクワクしています。自由になりサラリーマン時代にできなかった事をなんでもやろうと思っています。

昔ある方から「商売を始めるには天の時・地の利・人の和が揃わなければ成功しない」と聞いたことがあります。しかし今はネットの時代、地の利も人の輪もネットでなんとかなると思いました。

コロナ禍がきっかけで一層これらの垣根が一気に変化した感じがあります。まさに天の時は今だと感じました。

独立する自分の背中を押してくてた?反面教師たち

私の身近に「歳を取っても自分はこうはなりたくない」と思う反面教師たちがいます。

老いや病気により車の免許を返納してから趣味であった魚釣りも行けず、それ以来何もかも興味というものが失せてテレビさえも見なくなった人。

窓の外を眺めつつ茶を啜り、口を開けば何かと小言を言うだけの日々を送る人。

人間関係がわずらしくなり、コミュニティに参加せず、友人やご近所さんの挨拶すら無視するようになってしまった人。

身近にこうした人を見て「自分もこんな状態になってしまうのだろうか」と自問するようになりました。と同時に「自分はこうならない」と決意しました。

サイドFIREはその点において世の中から必要とされている感覚を受け続けることができます。

だからこそ独りよがりに陥ることもなく、健康に気を使い、他人や家族を思いやり、長生きしていく。

これが私の人生だということを求めていこうと気付かせてくれた人たちでした。

31年勤めた退職金はなんと“310万円”

一般的にこのままサラリーマンを定年まで居続けた場合、老後の生活資金として退職金をあてにする事になるでしょう。

一般的な製造業で従業員数50〜99人程度の中小企業、大卒の定年退職金平均額は1,149万円。30年勤続で自己都合退職の平均金額は710万円です。※参考:東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情 令和2年版」

ところが私の場合、31年勤め続けた退職金はなんと310万

製造業と言ってもこの業界は特に厳しいので、会社は退職金の運用を減らしたからだと思われます。(同僚の定年退職者も退職金額を知ってかなりショックを受けていました)

31年で310万、つまり毎年10万円づつ無金利で積み立ててきた様なものです。このまま定年まで勤め上げたとしても500万円に届くかどうかでしょう。

こんな退職金じゃダラダラとサラリーマンを続けていても老後が安泰になるわけじゃないと思いました。

私のセミリタイア(サイドFIRE)の生活はこんな感じ

まず退職した直後は猛烈な違和感に襲われます。とても世間体が気になります。

平日の昼間に買い物や草刈りしていたりするとご近所さんから何て思われているか不安になります。

実際聞かれますがその際は「テレワークしてます」で納得してもらえます。

ちょっと前までテレワークって何?と思われるご時世でしたでが、一気にテレワークが一般化して良かったと心底思いました。

もちろん仕事もちゃんとしています。それに仕事のない時もあるのでその時は家事を手伝ったりYouTubeで勉強したりしています。

睡眠障害が酷くなってもプレッシャーはありません。寝れなければ仕事をしたり、ブログを書いたり、YouTube見たりして、昼間に眠くなれば昼寝ができます。

仕事の依頼や打ち合わせなどは全てメールやチャットで済ませるので問題ありません。

稼ぎの金額は拘らないようにするつもりです。売上が少なければ慎ましい生活にはなりますが、それでもこの「日常の幸せ」を感じ取る事はできます。

また、普段からブログのネタを意識して探しています。

趣味のDIYで、第二種電気工事士資格も持っているので簡単な作業ならDIYしています。

例えば古い洋式トイレにシャワー付き便座を取り付けたり、電灯の付け替え、事務所となる自室の内壁にペンキを塗って模様替えをしたり、網戸や鍵、蛇口の交換もしたりしています。

仕上がりの綺麗さは置いておいて自分でやれば安く済みますし、気がついた時に始められるので早いですし、上手く行った時の達成感も味わえます。

なのでホームセンターは大好きです。

稼ぎが多ければもっと違った人生の楽しみもあるでしょうが、これが私なりの身の丈にあった生活だと思っています。

何でじゅうえん?

30年以上前の入社当時、残業ごとに「シクシク」と泣きまねしていたら、先輩方から「泣くな十円」と言われたのがきっかけです。まるで小学生のあだ名レベルですね。

泣くな十円はつのだじろうの漫画が由来なんだそうです。

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おまけ:じゅうえんの好み

好きなものは辛いカレー、そしてPS4やNintendo Switch、iPhoneなどのゲームで遊ぶこと。

数年前までマロンという名のかわいいシーズー犬を飼っていた犬好きです。そして2022年5月に同じくシーズー犬のマイロくんを家族に迎えました。X(Twitter)毎日更新中です。

今までやってきて面白いと思ったゲームはモンスターハンターシリーズMHP2G、MHP3、MHP4。PlayStationではFFシリーズ少々、Skyrimも少々嗜みました。

中でも一番お気に入りだったのはDDON(Capcom)とDust514(CCP Games)だった。どちらもサービス終了してしまってとても寂しいです。

基本的に無課金勢ですがDDON、FF14online、原神は微課金していました。スマホゲーではポケ森を無課金で嗜む程度です。

映画は主にSPもの、ファンタジーもの、アクションものが好きです。

最新アニメは随時チェックしています。

最近はもっぱらTVよりもYouTubeばかり見ています。最近のお気に入りチャンネルは以下の通りです。

ビジネス

趣味

YouTubeは見るたびにトレンドが変わっていくのでお勧めや気になったチャンネルなどありましたら随時お知らせしていこうと思います。

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