金も人脈も知識も一切ない自分がfreeeを使って会社を作ってみた話【届出編】

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まずは市役所へ

自宅から市役所まで自転車で3分。法人設立届出書を提出に行きます。

提出する課は課税課、法人を設立したので法人市民税をかけてくださいと届け出るものです。

予め市役所のホームページから申請書をダウンロードして入力し、定款のコピーと登記事項全部証明書のコピーを揃えて提出します。ほとんど待ち時間もなく確認したら受付け終了でした。

税務署へ

その市役所から税務署まで自転車で約30秒。市庁舎のすぐ隣です。

法人設立届出書(期限:設立2ヶ月以内)、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書(期限:設立1ヶ月以内)、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書と定款を揃えて提出しました。

記入に不備がなかったようで控えを受け取って受付け終了でした。

寄り道して法務局へ

税務署から自転車で3分。法務局の支局がありましたのでそちらで後に必要になる登記事項全部証明書を取りに行きます。

申請書に記入し600円の印紙を貼ってすぐに証明書をもらうことができました。平日っていいね。

県税事務所へGO!

法務局支局から自転車で10分、県税事務所へ・・・ちょっと遠かったw。

税務所と県税事務所は役割が違うようです。こういった行政のシステムは一括管理できないものなのかねぇ。

あと、書類にハンコを押し忘れてたのですが、今年の4月から不要になったとのこと。これからハンコレスの世の中になるなら尚更一括管理して欲しいと思った。

年金事務所で思わぬ難関クエスト発生!

年金事務所へは自転車で30分ぐらいかかるので、妻に自動車で送ってもらいます。

用意しておいた書類以外に、足りなかった書類があったのでその場で記入します。記入の仕方や書類も丁寧に教えてくれますので心配ありませんでした。

ところがです。前日お話しした法人銀行口座開設でネット銀行を選ぼうとしていたのですが、なんと年金・保健等は口座振替が前提でその振替口座にネット銀行は使えないことが判明したのです!(唯一使えるネット銀行はイオン銀行だけだそうです)

ネット銀行は年間維持費がタダだったので選ぼうとしていたのですが、頓挫してしまいました。仕方ないので近所の銀行に聞いてみることにしましょう。

とりあえず銀行に提出するための口座振替申請書をもらってこれを銀行に提出すれば口座振替できるみたいなので、早めに法人口座を作りに行かなくては・・・

創立したての企業には厳しい銀行の法人口座開設

早速某メガバンクに問い合わせてみたところ、見事に断られました。やはり架空企業の詐欺、コロナ助成金詐欺などの犯罪に使われることが多いそうで法人口座を作るためには厳しい審査が必要とのこと。

取引実績が無いと審査すら受け付けてくれないみたいです。これはネット銀行も同様で、取引実績(振り込み、入金などその法人が実際に活動している証拠になるもの)をまず作らねばなりません。そしてある程度実績(定期的に入金など)を作らないと審査が通らないようです。

しばらくは個人口座(発起人の個人口座)で振り込みや入金を続けることになるようです。ある程度実績を重ねれば審査も通ると思います。

じゅうえん

freeeは法人口座でないと自動会計(同期)してくれないので自動会計はしばらくお預けとなりそうです。残念。

法人口座開設クエストは無事クリア!

結局、個人事業でお世話になっていた信金さんが法人の口座作れますよ!って相談に乗ってもらえて、なんと無事開設することができました。

ただし、インターネットバンキングができるのは3ヶ月後になるのでやはりFreeeでの自動会計(同期)には3ヶ月待たないと無理っぽいです。やっぱり一番頼りになるのは地元の信金ですね。あとはここの資金がショートしないよう注意しないといけません。

そして、年金事務所からいただいた保険料の口座振替は可能なのでついでに申し込みを完了しました。これで一つ懸念していたクエストが無事完了しました。

後日談

信用金庫さんで法人口座のインタネットバンキングが申し込みできる時期になったので、申し込みに行ったら「月額○千円かかりますがよろしいですか?」と言われて固まってしまう。

しかもインタネットバンキングの手数料も少しだけ安くなるだけなのに対し、取引は頻繁ではないので大してコスパは良くない。

その結果、今まで通りキャッシュカードを使ってATMで振り込みなどした方がお得なことがわかった。

じゅうえん

freeeは法人口座でないと自動会計(同期)してくれないので結局手入力しかなくなりました。だったらもっと安いプランにすれば良かった。残念。

さらに後日談

電子帳簿保存法により請求書や領収書はデータで保存することになりました。よって一番安いプランだとそれができないので同じプランで行くことにしました。

続編もどうぞ↓

前編へ戻る↓

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