【初詣】初詣は何をお願いする?実はお願いしたら覚悟が必要なんです

初詣
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日本人は無宗教の人が多いと言われていますが、一つの宗教に囚われない寛容な信仰心が心に根付いている民族は日本人以外ないと思っています。

その根拠に初詣、七五三・厄祓いのご祈祷、お盆、クリスマス、結婚式、お葬式などそれぞれの宗教イベントを一通り経験されていることでしょう。

それにお葬式や結婚式には神道、仏教、キリスト教などそれぞれ宗教に沿った式がありますが、主催者側と参列者との間に宗教上のトラブルが発生することは滅多にありません。

特に初詣は日本人の多くが自然と神様の前に歩み寄り、願い、誓い、感謝する一大イベントです。

そこで初詣に関する自論を書いてみました。

目次

お願いして待つだけはNG

みなさんは参拝で神様に何をお願いしますか?

「宝くじが当たりますように」とか「素敵なお相手が見つかりますように」とか「成績が上がりますように」など人それぞれ願いがあります。

でもお願いしてからその後、成就するためのアクションを起こしてますでしょうか。

もちろん宝くじなんて論外ですが、神様にお願いしてから成就まで何もアクションを起こさない人に、神様はそう簡単に叶えてくれるほど甘くはありません

それどころか「初詣でお賽銭1,000円も入れたのに叶えてくれないなんてヒドイ神様だ!」なんて言うのはもっての外でしょう。

お願いしたなら、成就を受け取るアクションを起こさないといけません

学業成就なら勉学に励み、家庭円満ならお互いを気遣い労わり、商売繁盛ならマーケティングを学ぶなど、願いが叶うまでのアクションが必要なのです。

本来なら「準備万端整えて、後に残るは神頼み」なんですが、お願いしてから取り掛かっても大丈夫。その後にアクションを起こせば神様は見守ってくれていて、そのアクションに応じた成就で応えてくれます。

それに神様はあなたの手にわざわざ握らせてくれません。願いはあなたが手を伸ばして掴まなければいけないのです。

良くも悪くも何らかのイベントが起こることがあります

ご利益のある神社に参拝したからひと安心、あとは寝て待てとは思わない方が良いでしょう。

願いによっては良くも悪くも、何らかの異常で強烈なイベントが発生するかもしれません。

そうです、お願いしたなら叶う覚悟がいるのです。

時には悪いイベントが起きることもあるでしょう。トラブルに巻き込まれたり、失敗して挫折を味わうかもしれません。でも、そのイベントがあったお蔭で夢が叶ったことに後になって気づく事もあります。

そのイベントを乗り越えた先に思いもよらない良いご縁につながったとか、頭打ちだった環境がもっと条件の良い環境へ移るきっかけになったとか、そのトラブルがなければ考え付かなかった手法を編み出したりします。

だからお願いしたら覚悟しましょう。

見守っているから勇気が湧いてくる

人生いろんなことにチャレンジするのは大変良いことです。

そして「チャレンジすることを見守ってください」とお願いしてから行動を起こすと「私には心強い味方がいる」と思って不思議と勇気が湧いてきます。

また素直な気持ちでチャレンジしていると偶然の巡り合わせがあったりと本当に不思議なご縁が見つかることもあります。不思議なほどトントン拍子で事が運ぶかもしれません。

また、神様は時々あなたの本気度を試すように意地悪なトラブルを起こしたりします。時にはどうにもならず、自分には向いてないと思わされる様なこともあるでしょう。どんなに頑張ってもタイミングが悪かったり、良いご縁がなかったり、事が運ばなかったりします。

そのような時は道を外れていないか初心を振り返り、自分の気持ちに素直に従いましょう。続けるのも辞めるのも、決めるのはあなたです。そしてどちらの判断をしても、ちゃんとあなたを見守ってくれています。

願いは必ず形になります。願いが叶わなかったのは、あなた自身が途中で変えてしまった結果なのです。

ただし、どうしても聞き入れてもらえない願いは存在します。

それは「独りよがり」な願いです。目障りな人物の不幸を願ったり、良からぬ企みの成就を願ったり、自分さえ良ければ他はどうなっても知らないという思考の願いは聞き入れてもらえません。

なので逆に言うと自分も含め関わる全ての人が幸せになる願いほど叶いやすくなります。

お願いが特になければ日頃の平穏の感謝を

特にお願いすることが思いつかない時は、他の人の幸せを祈ったり地域の発展を願っても良いでしょう。

感謝の念は日頃の行いに表れるものです。その行いは他の人が見ています。

そして、それらは巡り巡って自分に帰って来るでしょう。

格の高い神宮さんには日本の繁栄を願おう

格の高い神宮さんでは個人的なお願いは控えましょう。学校で例えるなら、宿題でわからないところを文部科学省に聞くようなもんです。

地元の氏神様には個人的なお願いを祈っても良いですが、日本の象徴である神宮さんに個人的なお願いをしたところでご利益を得られるとは思えません。

まずは一番ご縁の深い氏神様から順番に参拝していきましょう。

  1. まずはご近所の氏神様へお参りして日頃の感謝と新年の抱負や個人的なお願いをします
  2. 地域の大きな神社へお参りするときは自分も地域の発展に寄与することを申し出ましょう
  3. 最後に格の高い神宮さんで日本の発展と世界の平和を願います

自分への誓いの場として神社仏閣を利用する

もし、あなたが「自分は無宗教だ」と思っていたり、神様の存在を否定していても構いません。

そんな時は自分の心の中に神様を作るのです。そしてその神様に誓う場として神社仏閣を利用するのです。

お賽銭は覚悟の証です。お賽銭の額が上がるほど覚悟も強くなります。

宗教家から見たら問題ある発言だと思いますが、こんな柔軟な考え方ができるのも日本人ならではだと思います。

じゅうえん

とある神社に参拝した後に劇的なイベントが発生し、身をもって体験したことでこの記事を書いています。そのイベントは自分と家族に訪れた大きなトラブルだったのですが、おかげで長年の夢が叶い結果的に良い方向へ転がったのだと後になって気づきました。

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