【イソップ寓話】仕事観について考えさせられる3人のレンガ職人の話

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3つのタイプの仕事観

イソップ寓話に3人のレンガ職人の話があります。私なりに解釈しているお話はこんな感じだったような気がしますので、ある程度私の創作が混じっております事をお許しください。

ある時、旅人がとある街に訪れると、大勢の職人たちがひたすら煉瓦を積む作業をしているところに出会した。

旅人は少し気になって職人たちに「なぜレンガを積んでいるのか」と訊ねてみた。

1人目の職人は「親方から言われたからレンガを積んでいる。朝から晩までうんざりだよ」と答えた。

2人目の職人は「家族のためにやっている。頑張れば頑張った分給料を貰えるからいい仕事だ」と答えた。

3人目の職人は「皆で力を合わせ後世に誇る素晴らしい大聖堂を創っている。楽しみにしていてくれ」と答えた。

しかし3人とも同じようなただひたすらレンガを積んでいるだけの作業だった。

3人のレンガ職人のお話はここで終わることもあるみたいですね。

このお話で何が言いたいのかといえば、人それぞれ仕事に対する捉え方に違いはあるし、捉え方によってはモチベーションのあり方も違ってくるというお話として語られているのでしょう。

1人目職人の仕事観が生む弊害

実際、私の元いた会社で10年以上携わってきたいわゆるベテランとも呼べるほどの同僚が、1人目の職人そのままの言動を宣って驚愕した事があります。

その同僚の仕事観とは

指示された事を言葉そのまま受け取り作業する

もちろん勤務として間違っているわけではありませんし、勤続年数で言えばベテランに当たるのでスピードもクォリティも問題ありません。

しかし指示された事以外は全く考えていないためか、ちょっとした事も判断できず他の同僚に指示を求めたりするので、その度ごとに手を止められる他の同僚からは「それぐらいはそちらで判断できないか」と言われていたりします。

さらにこの捉え方で仕事をする人の弊害は「優先順位は頼まれた順にする」事でしょう。

例えば猶予のある仕事をしている途中に急な依頼が入ったとします。でも、その人は今やっている仕事を急いでやり、急用をその後にやろうとします。

頼まれた順にやるので、それでは間に合うはずもなく急務の仕事が遅れます。

そして更なる弊害は、次工程の配慮も無いためデータが非常に重くなってしまい機器の演算処理が大幅にかかってしまったり、処理エラーが頻発してしまう事でしょうか。

つまり、クォリティを求めないものにも最大限のクォリティをつぎ込んでしまっているのです。

なのでこう言った仕事観の人はどれほど勤続年数を経たとしても作業量は1倍止まりで成長しません。

本来ベテランともなると

指示された仕事の本質を理解し、目的や次工程の配慮をして作業する

一人目職人からもう一歩踏み出すと、この作業の目的や次工程への配慮ができる余裕が生まれる事でしょう。

今やっているこの作業は何のためにやっているのか、次工程に対して何を配慮すべきだろうかを考えて作業にあたります。

また、優先順位をつけて急ぎの仕事を優先し、作業量が増えても他のスケジュールに影響はありません。

もちろん最小限のクォリティを維持してデータを最適化しているので機器の演算処理の時間も短縮され、エラーの確率はかなり低くなります。

つまりベテランが人の何倍もの能力を発揮する所以がこれです。

教えるのは作業手順だけじゃ無い

仕事を教えるというのは手順やノウハウだけではなく仕事の意義と言いますか何のためにこの仕事をしているのか、その根本の仕事観まで教える必要があるのでしょう。

その人が仕事というのをどう捉えているかによりますが、少なくとも仕事というのは誰かのために存在していて、仕事をする人のために存在はしないんです。

自分も勤続年数だけを見てベテランだからこうだろうと思い込んでたのもどうかと思いますが、一人目職人の言動を宣う人はこの人成長してないなって思うわけです。

その後レンガ職人はどうなったのか

大聖堂

そして3人のレンガ職人の話には続きがあります。

さて、いよいよ大聖堂完成間近になったころ、再びその街を訪れた旅人が見たのは

1人目の職人はあの時からあい変わらずレンガを積みながら愚痴をこぼしていた。

2人目の職人は責任ある役職に就いて給料も上がっていた。

そして3人目の職人は現場を束ねるリーダーとなり大聖堂には彼の名が刻まれることになったとさ。

みなさんや周りの方々はどのレンガ職人のタイプに当たりますか。

おそらくは2人目だと思っている人が多いんじゃないかと思いますが、仕事を覚え、その仕事の意味を理解し、世の中に貢献する事をしていれば、実は3人目に該当する人が案外多いんじゃないかと思います。

あなたが例え歴史に名を刻むことが無くても、お客さまに感謝され、名前を覚えてもらい、少々のミスも笑って許してもらえるほどの存在になっているとしたら、あなたは間違いなく3人目のレンガ職人に該当すると思います。

胸を張っていきましょう。

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